コミッション(個人間製作依頼)をやっていて気をつけるべきだと思った点です。


・自分の嗜好の方向性をしっかり持つ

・適度にやる

・正しい価値をつける


・自分の嗜好の方向性をしっかり持つ

人に制作の依頼をしたいというほど情熱のある人は割と尖った人が多いです。

方向性は似ているものの、好みとして理解しがたい依頼内容をもちかけられることもあります。

暇で仕方ない場合を除き、自分の嗜好から離れている作品作りを快諾するのはおすすめできません。

興味のないものは楽しく作れないし、頑張ってうまく仕上げてしまえばそれはそれでどんどんやりたいことと人に期待される方向性がずれるからです。


・適度にやる

コミッションは軌道に乗るとどんどん相談が来ます。

個人に対し相手は不特定多数ですから、いずれこなしきれなくなります。

コミッションは納期がゆるいですから、「待っていただければいずれやります」といつも言い、着手前に先払いを受けたりしてしまうと雪だるま式にノルマが増えていきます。

そうなると責任感から本来の情熱を発揮できなくなり、自分自身の創作もしにくくなります。

お金がもらえるとはいえ、依頼は負債に近い存在になってしまいます。

すぐに対応できない場合「やれるかはわからないが、手が空いたら連絡する」程度の伝え方が良いでしょう。


・正しい価値をつける

ちゃんと時給計算・自分の負担を考えた金額設定をして、適当な安売りをしてはいけません。

過度な安売りは自分の負担を際限なく増大させ、何より自分のためになりません。

コミッションは人一人がしかるべき時間を割いて行わなければできないのですから薄利多売や大型注文へのディスカウントを行うべきではありません。

また値段は安ければ安いほど、「欲しいからより安いから頼む・人を働かせる自覚がない・作家に敬意を払わない・安いから作品をぞんざいに扱う」ような低レベルな依頼者を招きます。

有料だからこそある程度フィルタリングできているようなもので、無料になるとこの傾向は爆発します。決して不特定の人間に対し無料でリクエストを受けてはいけません。